カナダ人といえば...

皆さん、「カナダ人」といえば、どんなイメージがふっと頭の中に出ますか?

ひょっとして、このような人?

Lumberjack Stamp きこりさんの切手

金髪と碧眼の大きな「外人」。

まさかこの背が低い、日本人っぽい私がカナダ人であるとは思わなかったでしょう?

Photo of Me with a Bear Statue in Vancouver 私と熊さんの像の写真

(私はアジア系のカナダ人なので、日本に来て以来はいつも日本人、または日系カナダ人として勘違いされます。^.^;;;)

たしかに、カナダにはヨーロッパ系のカナダ人が一番多いですが、一般的にいえば、カナダは多文化な国だから、カナダ人も当然多民族なのです。

カナダの統計局、Statistics Canada(スタティスティックス・カナダ)によると、1961年までに、カナダへの移民はほとんどイギリス・イタリア・ドイツ・オランダなどのヨーロッパの諸国(約90%)やアメリカ(約4%)から移住してきたそうです。それに対して、当時のアジア系の移民はわずかな3%だったそうです。

しかし、1961年以来カナダへの移民のパターンも大分変わり、現在ではアジア(中東も含む)から来た人々が一番多く、ヨーロッパからの移民は比較的減ってきたそうです。

例えば、1991−2001年の間に移住してきた180万人の中で、アジアから来た人は約58%で、そしてヨーロッパから来た人は約19.5%だったそうです。

Immigration to Canada カナダへの移民のパターン

また、白人が上陸する前から何万年も北アメリカ大陸に住んでいたカナダの先住民(Aboriginal Peoples)は文化・言語・集権の異なる様々な民族があり、現在全国の人口の約4.4%を占めるそうです。

実は、2001年の人口調査によると、カナダには200以上の違う民族の人々がいるそうです。

ですから、カナダ人とは、ひとつの人種の人には限られていないのです。
カナダで生まれたカナダ人もいるし、外国で生まれたカナダ人もいます。
みんなは同じカナダ人で、平等です。誰が誰より"more Canadian"「(より)カナダ人っぽい」とはいえません。

私も実は香港で生まれたのですが、4才からはずっとカナダで育ちましたから、カナダ人であること、そしてこのすてきな多文化社会に住んでいることをとても誇りに思っております。

My Grade 7 Class Photo 小学校7年生の集合写真

私の小学校7年生の集合写真です。
この一つだけのクラスでも、イングランド・スコットランド・イタリア・ハンガリー・ベトナム・中国・インド・スリランカ・フィリピン・韓国などのルーツを持っている子供たちは揃っています。
小さいころから色々な違う民族の人と触れ合う毎日を過ごしてきました。


参考文献: (*記事は全部英語で書かれています。)

Canada’s ethnocultural portrait: The changing mosaic

Aboriginal peoples of Canada: A demographic profile