長良川ソロツーリング 1996/5/25


 途中で出会った釣りの少年たち

5月25日(土曜日) 友人のM君はまたまた都合が悪いらしく、今日も おれ一人で長良川へ出かけた。
千鳥橋を渡り右岸の道路を北上した。 千鳥橋の河原は、今日は土曜日ということもあって 車もまだ数台しかなかった。
明日、日曜日はすごいだろうなと思いつつ、 関観光ホテル前に到着した。ここでは先週 ライブイン長良川という一大イベントがあったばかりだが、 今日はさすがにひっそりとしていた。
ここから川に沿ってさらに北上。関観光ホテルの先は 道が細くちょっと危ない。鮎釣りの姿が多くなってきた。 新美濃橋を渡り、国道156号を美並村へむけて走る。 結局、郡上八幡吉田川の青い橋のところまで川を見ながら 走った。 途中ラフティングをやっていたり、ホワイトウオーターで 遊んでいるグループをいくつか見た。
なんと言っても一人なのでカヌーを運べない。 上流へカヤックを置いておき、下流からタクシーか鉄道に 乗って上流へ行こうかと、途中相川という駅に寄ったりした。 (長良川鉄道には一度も乗ったことがないので、いつか乗って みたいと思っている)
結局、深戸という駅前の広い河原にカヤックを置いて 2駅川下の美並苅安で車を駐車した。 電車もすでにでた後だったので上流に向けて歩くことにした。 約1時間かかってスタート地点の深戸駅前の河原にたどりついた。 途中落ち込みのホワイトウオーターでロデオプレイをしていた 軍団を間近に見たり、鉄道の鉄橋も歩いて渡ったりしたのであまり 退屈はしなかった。
深戸駅前の河原は大きな石がごろごろしている。そこにはここから 漕ぎ出したと思われるカヤッカーの車が数台置いてあった。 1時間ほど歩いたので多少足にきている。少し休んでから出発 する。 しかし、のんびりはしていられない。いきなりのホワイトウォーターが迫る。 深戸駅前では河原が広くなっていて、その分川が狭くなっているので、 相当の量の水がそこで暴れることになっている。 先週の沈の恐怖がまだぬけていないのか、ちょっと体がこわばるが なんとかクリアする。
その後、しばらくのんびり下るが、今度は堰堤が待ち受けていた。 下見のときに、川の右岸に一番近いところから、堰堤をクリアしている グループを見ていたので、そのコースをとる。 またしばらく静水がつづくが川が大きくカーブしているところで 瀬がやってきた。たくさんのカヤッカーたちが、ロデオプレイを している。少し見学してからまた下る。このあたりで、 上流からインフレータブルがやってきた。一人乗りと7人乗りの 2艇だ。インストラクターのかけ声で景気よく下っていく。 俺も続いて下っていった。
鉄道をくぐったあとしばらく行くと、またホワイトウォーターで 遊ぶ軍団があった。今度はトポリノがほとんどだ。 その後また瀬がやってきた。そこでとがった岩にガリッとやって しまう。そのあたりでトポリノ軍団とまた出会う。

ホワイトウオーターで遊ぶカヌーイストたち
上の写真のところをすぎると今度は、川幅がいきなり狭くなる。 川がいきなり凶暴になってきた。大きな波がザブンザブンと 体にかかる。思わず岸に寄ろうとしたら、岩にはりついてしまった。 2、3分そこでもたついたが、勇気を出して、流れに入る。 なんとか流れに乗ってクリアするが、ここでかなりビビる。 どんどん先を行くトポリノたちがうらやましい。
一息ついたら、川が大きく左に曲がるところで、またまた流れが 激しくなる。岩も近づく。インフレータブルの後をついて、強い 流れを乗り切る。沈しないのが不思議なくらいだった。
いよいよ川下りも最後。駐車したところに近づいた。その上流 500メートルぐらいだろうか、またまたトポリノ軍団が、遊んでいた。 初めて見る技ばかりなので、ここでもしばらく見学した。 一番気に入ったのは、落ち込みのところで、ずっと留まっていると いうやつだ。波乗りみたいでおもしろそうだ。
極端に狭くなっているところで、ロデオプレイしているので おれはここでポーテージをする。ゴールも見えてきた。 最後に小さなホワイトウォータがあった。そこでは、別の グループがあそんでいた。艇の種類もトポリノとは違う。 横目で見ながらゴール。さっさと船を積んだ。
初めて下ったところだが、おれの技術を越えているところだった。 沈をしなかったのは運が良かったのだろう。 もう少し練習をしてまた、ここへ来ようと思った。 また、気楽に参加できるツーリングを行っているグループにでも 入ろうかと思った。

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