|
| |
1923年10月2日生まれ
1942年（昭和17年）に東京音楽学校（現在の東京藝術大学）に入学（ホルン専攻）。1943年（昭和18年）に学徒出陣により旧大日本帝国陸軍に入隊。朝鮮半島へ出征。その後、 千葉県習志野市 の東部軍教育隊へ異動。 館山市 の守備隊の見習士官（准尉）で終戦を迎える。
1947年（昭和22年）東京音楽学校（現在の東京藝術大学）卒業。在学中（終戦後）よりジャズの世界に入り、トランペット奏者として活躍。ニューフェローズを結成し、東京都中央区銀座のアメリカ合衆国軍のナイトクラブで演奏。その後、ビバップエース、アーニー・パイル・オーケストラを経て“フランキー堺とシティー・スリッカーズ”（ 1954年〜1957年）でプレイヤー兼アレンジャーとして参加。このバンドは当時のアメリカ合衆国のコミックジャズバンド“スパイク･ジョーンズ＆ザ・シティ・スリッカーズ”に範をとり、フランキー堺をはじめ、谷啓、植木等、桜井センリらを擁した16人編成のバンドであった。
テレビ実験放送からミュージカル演出まで幅広い活動を行う。以後本格的はアレンジャーの道に進むことになる。数々のバンドを経て、 1959年（昭和34年）東芝ＥＭＩ（現在のＥＭＩ Ｍｕｓｉｃ Ｊａｐａｎ）の専属となり、作曲、編曲を手がける。
1974年（昭和49年）吹奏楽作曲グループ「ニューエイトの会」 を結成。現在まで教育教材、吹奏楽、クラシック、ポピュラー等の作曲、編曲は3〜4000曲に及ぶ。ユニバーサルミュージックでの仕事のかたわら、全国各地のバンド・クリニックやコンサートの客演指揮者として活躍。わが国吹奏楽界ポップの父と呼ばれるほど、作曲・編曲家、指揮者としての評価は絶大である。人気のニュー・サウンズ・イン・ブラスシリーズは、スタートから現在に至るまで指揮、アレンジを担当。
当バンドとは、 1978年（昭和53年）4月に開催されたコンサート以来の付き合いで、2010年（平成22年）5月23日、名誉指揮者に就任。
2014年（平成26年）5月10日横浜の自宅にて死去。享年９０歳
|
|
|
|
|
|
|
